【MtG】手軽に簡単に!拡張アートのススメ!
皆さんは拡張アートをご存知だろうか。
拡張アートとは主にTCGなどで使われる
カードのイラストの枠に絵を描き足して
楽しむTCGの遊び方の1つだ。
楽しみ方としてはかなり亜種ではあるが
これが実はかなりおもしろい。
自分が「こんな感じ」と思ったイラスト
を形にすることが出来るのだ。
ツイッターなどで#拡張アートと検索す
れば色々な作品が見れるだろう。
私自身人に何かを語るほど上手く絵が
描けるわけではないが、そんな私でも
「こうすれば結構いい感じに見える」
となる拡張アートのやり方を記したい。
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今回はドミナリアの森を拡張していく。
まず私は拡張するカードで日本語以外の
物を選ぶことが多い。これはアクリル
絵具が定着しやすいかどうかで選んでい
るのだが、日本語はコーティングが
良すぎる?せいか絵具が弾かれやすい。
※気がする。
またテキストを残す「文字抜き」という
技術があるが、これをする時にも他言語
の方が作業しやすい。
■準備するもの
・アクリル絵具(100均でも売ってる
・筆(消耗品
あるとより便利なもの
・A4コピー用紙
絵具のパレット替わりに使う
・爪楊枝
何かと便利
・マスキングテープ
最初はあった方がいい
■手順
正直そんな難しい話ではない。
塗るだけだ。
どうやって塗っていくかという点で
言うと恐らくこれは拡張アートに限らず
言えることだと思うので、風景画を描く
事について端的にまとめると
「一番遠いところにあるものから描く」
これが鉄則だ。
今回拡張したイラストでいえば
一番遠いのは空。その次が雲。
次に奥の木、手前の木・・・
となっていく。
有名な絵画「モナリザ」では女性の絵に
目が行ってしまいがちだが、もしあの絵を
拡張するのであれば、背景の空、霞む山、
手前の山、室内、その後女性の下半身と
いう順番だ。
これだけ守っておけば結構それっぽいものが
描けるようになったりする。
では話を戻して拡張アートを始めていこう。
先に話していたとおり、一番遠い空から
塗り始める。
以前はマスキングテープも使っていたが
最近はもうそのまま塗り始める事が
ほとんどだ。その方が楽しいというのも
ある。
この時点でのポイントはとにかくダイナミ
ックにやってみることだ。
まだまだ修正はいくらでもできる。
次に遠くにある雲。そして奥にある
木を塗っていく。色が上手く合わない
と言うこともあるだろう。
でも安心してほしい。
それはみんな苦労してる。色々絵の具を
混ぜてみよう。それもこの遊びの楽しみ
方の1つだ。
また今回はForestの文字を文字抜きし
ている。空を塗ったあとに一度抜き、
木を塗ったあとさらに抜く。細い作業
だがこれから後々響いてくるので、
文字抜きする場合はこまめにやろう。
文字抜きについては爪楊枝を使うが、
これについてはまた今度。
奥の木、手前の木が塗れたら今度は
1番手前を塗る。1番手前が一番最後だ。
まずベースとなる色を薄くでいいから
塗ろう。そうしないと絵の具が弾かれる
また、背景が明るすぎると暗い色が出に
くい。逆もしかりだ。黒のカードなんか
は枠が黒いため、うまく白が乗らない。
そういうときはこのように
砂消しでゴシゴシすることをオススメ
する。あまりし過ぎると紙が弱って
しまう為、あくまで印刷を落とす程度に
心がけよう。
ベースの色が塗れてしまえば後はもう
そのキャンバスに自由に描くだけだ。
下の部分が塗れたら気になるところを
修正し、マットスプレーをかければ完成
大体1時間半くらいだ。
ここに好きな動物を描き足してもいいだろう。
また基本土地以外にもカードはたくさん
あるし、mtg以外にもカードはたくさん
存在する。
興味はあるんだけど、絵が昔から苦手で…
という方でも、1からオリジナルを描くよりも
比較的ハードルの低い拡張アートで、好きな
カードを拡張してみる事から絵を描く
楽しみに触れてみては如何だろうか。
ぜひ一人でも多くのTCGプレイヤーから
拡張アートを楽しめる人が増えれば私も
嬉しく思う。